アクリル彫刻板の加工

アクリル彫刻板 製品のご紹介
アクリル彫刻板

このページでは、当社が製造する表札および銘板に使用している「アクリル彫刻板」についてのご紹介を行っています。アクリル彫刻板とは、その名前の通り”アクリル板”に”彫刻加工”を施したものです。任意のデザインを表現することができます。

アクリル彫刻板が用いられる理由

アクリル彫刻板は、表札や銘板をはじめとする表示板に多く用いられています。その理由は「透明度の高さ(外観の美しさ)」と「加工のしやすさ」にあります。

透明度の高さ

アクリルは全光透過率が90%を超える素材です。透明度が非常に高く、美しい外観です。サイン関連でも様々な製品に用いられています。表示板の場合、透明度が高い点はデザイン性(意匠性)を高めるうえで重要です。印刷やフィルムとの組み合わせについても柔軟性が高く、多彩で美しい表現が可能です。

加工のしやすさ

アクリル板は、切断・穴開け・曲げといった加工が容易です。表示板の形状を変化することもでき、高い利便性があります。仕様の調整や修正に関する柔軟性が高いともいえます。サイズや形状が多岐にわたるPOPやメニュー表などの広告宣伝関連に多く採用されています。

 

アクリル彫刻技術

アクリル彫刻技術

アクリル板の彫刻加工技法には、大きく分けて「ドリル彫刻」と「レーザー彫刻」があります。それぞれ特徴が異なるため、デザインに適した加工方法が採用されます。

ドリル彫刻

エッチング用のドリルによってアクリルに彫刻を施す方法です。古くからある彫刻手法のひとつです。現在においては製造の自動化が進んでいますが、作業員の熟練が完成度に影響を及ぼします。ドリルの刃を用いるため繊細な模様を描くことはできません。彫刻に立体感が生まれるため美しい表現が可能となります。

レーザー彫刻

レーザー機器を用いてアクリルを彫刻する方法です。比較的新しい技術であり、現在も成長を続けている彫刻手法です。光線によりエッチングを行うため、繊細な図柄や文字でも表現することができます。細部にわたって正確に描き入れることができる反面、凹凸が薄くなり見た目に立体感が生まれません。

 

当社のアクリル彫刻板

アクリル彫刻板

当社の表札/銘板ではドリル彫刻を用いたアクリル彫刻板を使用しています。表札や銘板は、主な表示内容が名称およびロゴとなっています。表現の美しさと見易さにこだわった加工技法を採用しました。デザインの着色にも対応しており、お客様任意のカラーリングを表現することが可能です。

LED表札

LED銘板

 

ブラスト面板

ブラスト面板は、ブラスト加工(微細な研磨処理)を施したアクリル素材の面板です。通常、文字やデザインを中抜きする形で加工処理を行います。

ブラスト加工とは

ブラスト面板とは

ブラスト加工は微細な研磨処理を施す技法であり、グラス、照明器具、プレート装飾などに用いられます。通常の彫刻加工と比較して見た目や光り方に特徴があります。ブラスト加工を施した部分は「光を拡散する」特徴をもちます。照明点灯時、美しく広がるようなマイルドな輝きとなります。家庭用の表札、法人/マンション用の銘板、ファサードサイン、装飾照明など多くの場面でご活用いただけます。

ブラスト面板の点灯

日中(消灯時)と夜間(点灯時)の様子を動画でご覧いただけます。
(※この動画に音声案内はありません)

ソーラーLED表札での活用

当社では、ソーラーパネルを搭載したLED表札を取り扱っています。

ソーラー内蔵型コードレスLED表札 | エコフューチャー株式会社
ソーラーパネルを内蔵した構造をもつ「コードレスで光る表札」です。日光を受けて電力を生成する独自の発電システムを備えています。コストと時間が掛かる電気工事を全てカット。取付け作業だけの簡単な導入を実現しました。日没後に表札を明るくライトアップ...

日光を受けて照明用のエネルギーを独自に生成する機能をもちます。外部電源への接続や電気工事を施す必要がありません。そのため、設置作業のみで簡単にご導入いただけます。

当表札は、表示面板にブラスト板を搭載することができます。加工したデザインが柔らかく光るため、ご家庭のエントランス装飾に適しています。

「光る表札」は外構設備のトレンドのひとつにもなっている商品です。表札をお探しの際はぜひ一度ご検討ください。

 

アクリル彫刻板の加工 まとめ

お読みいただきありがとうございました。このページでは、アクリル彫刻板の加工についてご紹介しました。主に、当社で取り扱っている表札/銘板を通しての加工方法にフォーカスを当てています。アクリル板は加工が行いやすく、彫刻にも様々な技法があります。加工については、インターネットをはじめとして詳細な情報が提供されています。ご興味がおありの際は更に詳しく調べてみることをお勧めします。

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