ソーラー式屋外無線LANアクセスポイント

太陽電池を内蔵した表示板『デザインソーラーパネル』を用いた、無線LANアクセスポイント用電源システムです
独自に発電したエネルギーを用いるため、屋外において電力供給が困難な環境でも使用可能です
電気引込み工事を行うことなく、設置作業のみで無線ネットワーク環境を構築できます
屋外無線LANとは

デザインソーラーパネルと屋外無線LANの組み合わせ
デザインソーラーパネルは、街中でよく見られる表示板を「電力の供給源」として活用するための独自構造を備えています。製品内部に太陽電池を搭載しており、限られたスペースや周囲の景観に配慮した導入が可能です。お客様のニーズや設置環境に合わせてシステムをカスタマイズし、最適なパッケージをご提案いたします。
屋外の観光地や防災公園など、電源確保が困難な場所にも簡単に導入できます
電気工事が不要なので、コストを削減しつつ短期のスムーズな設置が可能です
ソーラーパネルを表示板内部に搭載しており、周囲の景観に配慮できます
太陽光で発電するため、災害による停電時にも使用可能です
屋外無線LANアクセスポイントの構成例

光回線などのブロードバンドが提供するベースステーション(BS)から、アクセスポイント機能(AP)搭載のデザインソーラーパネルへ、無線ネットワークの中継を行います。観光地のフリーWi-Fi化や防災拠点の通信整備、屋外インフラにおける無線LANスポットの導入に関して、用途に適したネットワーク構成をご提案します。
メッシュ型とは、AP同士の通信によって別のAPを経由しながら無線LANネットワークを構築していく接続形態のことです
エリア(面)での展開が可能であり、広い範囲をまとめて整備する場合に最適な方法です
ひとつのAPが使用不可になっても別ルートで自動構築されるため、接続の信頼度が高いといったメリットがあります
WDS型とは、AP同士の通信によって別のAP(ブリッジ)を経由しながら「1:多」の通信モードで無線LANネットワークを構築していく接続形態のことです
スポット(点)での展開が可能であり、狙った場所だけを整備する場合に最適な方法です
ブリッジを介することで電波の伝送距離が長くなり、最小限のコストでAP構築が可能です
全国に張り巡らされた携帯電話回線を利用して、公衆無線Wi-Fiスポットを展開する方法です
携帯電話回線として有名な「3G」や広域無線網である「4G」の他、最近では価格面で大きなメリットのある「格安SIM」などを用いたサービスも増加しています
設置場所の自由度が高く、通信速度が安定する点が特徴です
ソーラー式屋外無線LANアクセスポイントの用途例

デザインソーラーパネルは、独自発電したエネルギーにより通信機器の消費電力を賄うため、電気工事や配線工事を施す必要がありません。導入コストの削減となり、施工期間も短縮できます。表示面となる広告や案内板のデザインは自由な設定が可能であり、お客様の用途に応じてご選択いただけます。
外国人旅行客の増加という背景もあり、全国各地の公共施設で無線LAN整備が進められています。特に駅や空港、バスターミナルといった交通拠点はインターネットの需要が大きく、早い段階でフリーWi-Fiなどのアクセス環境が取り入れられてきました。一方、電源確保が難しい屋外のバス停留所では無線LAN環境整備に電気工事や回線工事が必要となり、一か所の拠点に対して大きなコストが掛かってしまうため、導入が見送られているケースが多々あります。
デザインソーラーパネルは、無線LANアクセスポイントの独立電源として機能するため、工事費用の削減が可能です。また、表示面に時刻表や広告などを掲載することで「バス停サイン」や「ファニチャー」としても活用できます。
災害時、電話が回線へのアクセス集中によりほとんど繋がらない状態となるのに対し、インターネットを介した情報収集やメール送受信などのサービスは通常時と同じように使用できます。しかし、停電が発生すると基地局や通信機器の電源が落ちてしまうため、インターネットへのアクセスも困難になります。
公共施設を中心とした規模の大きい避難所では、緊急時の通信インフラ確保に予備電源を備えるなど停電対策が進められています。一方で、防災機能公園や一時避難場所では予備電源の導入が難しいこともあり、無線LAN環境整備の普及が遅れています。
こうした問題の解決として、デザインソーラーパネルが役立ちます。避難情報や誘導案内を施した表示板に通信機器を備え付けることで、無線LAN環境の整備が可能となります。太陽光発電を利用するため、停電など電力不通の際にも機能します。
観光は各種情報・サービスの提供や周辺施設のPRといった面からインターネットの需要が特に高い分野です。日本政府も「全国の観光地など約3万カ所に無料Wi-Fiスポットを設置する」という方針を掲げていますが、屋外の観光地は「電源確保」の問題から整備が遅れています。
電気工事が困難な場所では、太陽電池をはじめとした自然エネルギーを利用した「独自電力の整備」も行われています。観光スポットは景観の配慮が重視されるため、意匠性を重視したデザインソーラーパネルの特徴が生かされます。
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