ソーラーシステム
ソーラーシステムとは、ソーラーパネル・バッテリー・制御装置から構成される「独立式の発電システム」です
単独で発電および蓄電を行うため、電力の供給が困難な屋外環境下でも電子機器の使用が可能となります
IoT/ICTの展開を行うにあたっての電源装置として役立ちます
ソーラーシステムの構成
基本的な発電システム構成は、ソーラーパネル・バッテリー・制御装置の3点となります
お客様の用途(電子機器の消費電力や無日照対応日数など)に応じて、発電・蓄電容量の詳細を決定します
その他、設置条件に応じてボックス類や筐体、支柱、取付け方法などをご提案させていただきます
ソーラーシステムの規模


小型の場合、携帯電話の充電器やセンサー類、位置情報機器など、比較的消費電力が低い電子機器を動作できます
中〜大型の場合、監視カメラや街灯、デジタルサイネージなど、比較的消費電力が高い電子機器を動作できます
特徴

日照のみで給電可能な設備を整えることができます
電気工事が不要であり、導入工程を簡略化しています
電源供給が困難な環境下において役立ちます

電力源に再生可能エネルギーを用いています
環境に配慮した低炭素化の取り組みに貢献します

お客様の用途に応じた柔軟なシステム設計(オーダーメイド)が可能です
個別にお見積りをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください

ソーラーパネルには高効率の単結晶シリコンモジュールを使用しています
面積あたりの発電量が大きく、省スペース化に繋がります

バッテリーは、容量に応じて安全面に配慮した最適な製品をご提案させていただきます
発電面は制御装置により制御し、過充電・過放電を防止します
ソーラーシステムのメリット/デメリット
比較メリット
ソーラーシステムは、全体として強い弱点が無い無難な発電装置となっています
外部電源から独立した状態で使用可能であるため、導入のコストや手続きが安価で容易です
維持/管理においては、数年に1度の電池交換がメインとなります(※電池種類により異なる)
比較デメリット
日照条件が悪い場合、発電に支障を来たすリスクがあります(※無日照設定で対策可)
外観面において周囲の景観と馴染まない恐れがあります
日照が必要となるため、日影になる場所や北面方角では適さないなど、設置場所の自由度が狭くなります
用途とオプション
用途例

セキュリティ装置や防犯カメラなどの機器を動作できます

災害感知センサーや避難情報の発信などを行えます

カメラを活用し各種作業の監視・管理を実施できます

ビーコンやGPSの動作により位置情報を特定できます

Wi-Fiスポットの提供など、観光設備を整えられます

農作地や公園の植物管理機器を動作できます

照明機器の設置など、街の安全対策を向上できます

各種情報を取得するためのセンサー類を動作できます
デザインソーラーパネルの使用(※オプション)


太陽電池を内蔵した、独自発電機能をもつ表示板「デザインソーラーパネル」を併設できます
ディスプレイを使用することにより、情報発信の役割を担います
例えば、カメラの設置目的(公示)や無線通信エリアの案内といった情報をPRできます
リアルタイムの情報発信に関しては、電子ペーパーを用いることも可能です
ソーラーシステムのよくあるご質問
どのような機器が接続できますか?

AC/DC電源に関わらず、電力を利用する機器であれば接続してご使用いただけます。
消費電力が極端に大きい場合は、システムの設計上実現が不可となる可能性がございます。
製品の設置にあたり、必要な日照条件はありますか?

基本的に、「晴れ日に2〜3時間程度の直射日光が当たる」という条件を基にシステムを設計しております。
無日照期間は何日ですか?

お客様からのご指定が無い場合、およそ3日間の無日照期間を設定しております。
防水ボックスや支柱などの付随品も購入できますか?

取付けに必要な付随品につきましても、お客様の設置内容を伺った上でご提案をさせていただきます。
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