サイン組込み式デザインソーラーパネル
ソーラーパネルを内蔵した構造をもち、独自の発電システムを備えた「コードレス仕様の内照式サイン」です。
電気工事を施すことなく、自ら生成した電力で夜間にライトアップします。
配線コードを含めた全ての部材を製品本体に収納しています。
これにより、大型の非電飾サイン類に組み込んで使用することが可能です。
デザインソーラーパネル(DSP)
太陽電池の受光面に表示板を重ね合わせています。電気工事および配線設備を不要としており「コードレス化」を実現。取付け作業のみで簡単にご導入いただけます。また、動力源には再生可能エネルギーを活用しており、脱炭素化の取り組みを促進します。
機能と構造
照明の点灯機能
太陽光発電により生成した電力で、夜間にデザインをライトアップします。
独自の発電構造
ソーラーパネルを表示面に内蔵した「独自の発電構造」をもちます。
製品の仕組みを動画で確認
上記の動画より、デザインソーラーパネルの構造と特徴に関する詳細をご覧いただけます。(※この動画には音声があります)
資料のダウンロード
サインへの組込み
サインへの組込み方法例
取付けには「L型フランジ(※付属品)」などの治具を用います。
【組込み方法】
表示面のサイズに沿ってサインをくり抜き、治具を用いて本体を固定します。「サイン組込みセット(組込み加工済)」および「サイン本体のみご提供(組込み加工別)」の両方を承っています。
組込みの効果
夜間帯の視認性向上を利用して広告、防災、観光などの効率的なPRに役立ちます。
【電力供給システム】
蓄えた電力は照明だけでなく通信や電子機器の稼働にも役立てることが可能です。電力の融通が困難な環境における電力源としても機能します。
サイン組込み式デザインソーラーパネルの特徴
配線が外に出ないコードレス仕様
電力源である太陽電池は表示板に内蔵されています。電気工事および配線設備は一切不要。簡単な施工を実現しています。
簡単で安価な維持メンテナンス
市販の「ニッケル水素単三蓄電池」をバッテリーに採用しています。交換は5~6年に1度のみで、通常の電池交換の要領でお取換えいただけます。
看板に電源機能を付加
看板に組込むことで電源機能の付加が可能となります。野立て看板の新しい価値創造や用途展開が可能です。
夜間の照明点灯
日没後に照明点灯を行い夜間帯の視認性を向上します。情報収集用のセンサーおよび通信設備といった「各種電子機器の動力源」にも利用できます。
推奨使用条件
点灯時間 | リモコン操作 or 3~15時間/日(任意設定可) |
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無日照対応日数 | ~5日間(6時間発光/日の場合) |
推奨受光時間 | 晴天日に2~3時間以上 |
日照条件として「晴天日に2~3時間以上の直射日光が当たること」を推奨しています。バッテリー残量が0の状態となっても、2~3日程度晴天の日があればバッテリー満充電の状態まで回復することが可能です。
※設置環境や天候にて異なる場合がありますのでご注意ください
※設置場所に関するご相談につきましてはお気軽にお問合せください
蓄光・再帰反射式サインへの組込み
多機能看板の製作
蓄光・再帰反射式サインへの組込みにより、太陽光発電システムの長所を生かした「多機能看板」を製作できます。
例えば、広範囲での停電が予想される「災害発生時の避難案内」や電力供給が面倒な「工事現場での誘導表示」といった場面で活躍します。
蓄光式サイン
可視光やUVなどを蓄え、周囲が暗くなると発光する「蓄光材」を用いた看板です。
蓄光式サインはメンテナンス不要で悪天候でも安定した発光が可能となる反面、時間の経過と共に輝度が低下してしまいます。デザインソーラーパネルと組み合わせることで「輝度を保つ」「悪天候が続いても発光する」というメリットの共有が可能です。
再帰反射式サイン
ガラスビーズなどを素材とし、受けた光をそのまま光源にはね返す「反射材」を用いた看板です。
光反射の輝度が高いという特徴から道路標識などに多く用いられています。再帰反射式サインは視認のために別途光源を必要としますが、デザインソーラーパネルと組み合わせることにより光源が無い状態でも常時点灯することが可能です。