エコフューチャー株式会社  

ニュースリリース 【2017年3月16日】

 
ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。
製品の販売状況や仕様、価格などが変更している可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
 
2017年度 ニュースリリース
 
2017年3月16日
 
「ジャパン・レジリエンス・アワード2017(強靭化大賞)」優秀賞を受賞
 
ジャパン・レジリエンス・アワード2017
 

エコフューチャー株式会社(本社:大阪市、代表取締役:佐々木実)が製造・販売する「デザインソーラーパネル(以下、DSP)」は、このたび応募総数218件のなかからジャパン・レジリエンス・アワード2017(強靭化大賞)の優秀賞を受賞しました。

 

DSPとは太陽電池内蔵のコードレスLED内照式標識・サイン・看板で、全国の自治体および民間企業へ200台以上の導入実績があります。DSPは、1)太陽電池の受光面に印刷フィルムを重ね合わせており太陽電池が露出しない(特許出願中、実用新案取得)、2)電気工事や配線工事なしで光る標識・サイン・看板を設置できる、3)バッテリーには市販の充電式単三蓄電池を使用して維持コストを削減、という特徴を備えています。

 

弊社では今回の受賞を契機にDSPの一層の拡販を目指すとともに、今後もDSPをベースとする新製品の開発に推進します。

 

開発の背景

 
DSP構造

防災における標識・サイン・看板の役割や機能が見直されつつあります。

 

第一に、自助・共助による防災対策が求められています。阪神淡路大震災の際には、95%もの人が自助および共助によって救出されています。一方で、救助隊などの公助によって救出された人は2%です。自治体の防災対策にも限界があることから、自分の身は自分で守る取り組みが必要です。その点で、災害が発生した際に自発的に避難できる設備や仕組みが求められています。

 

第二に、大災害の発生可能性です。例えば、南海トラフ巨大地震は30年以内に70%の確率で発生するといわれ、全国の死者は最大32万人にのぼります。一方で、避難意識の啓発や津波避難ビルの活用により9割以上は助かるとされています。ただし、地震発生時には約90%の地域が停電するため、夜間においても人々が自発的かつ速やかに避難できるような標識・サイン・看板が必要です。

 

このような背景から、人々の自発的かつ速やかな避難を実現するための標識・サイン・看板に再び注目が集まっています。しかし、既存製品では「夜間の視認性」という問題を解決できずにいました。

 

例えば、太陽光を吸収して夜間に光エネルギーとして放出する蓄光標識は、時間の経過とともに標識の輝度が著しく低下してしまいます。また、太陽電池付きの照明器具は、ソーラーパネルの黒くて機械的な外観が製品外部に露出し、緑豊かな公園や都市の景観を損なう恐れがあります。

 

そこで弊社では、太陽電池を製品内部に搭載することで、太陽電池の長所である自己発電能力と弱点であったデザイン性を両立させようと開発が始まりました。その結果、まちの文化や景観を保護しつつも、防災や観光に必要な情報を昼夜問わずに提供できる、ソーラーパネル内蔵型コードレスLED標識・サイン・看板である「デザインソーラーパネル(DSP)」が完成しました。

 

製品概要

 

DSPとは、標識に内蔵された太陽電池が日中の太陽光で発電しバッテリーに蓄電し、夜間になるとそのエネルギーを用いてLEDを点灯させる、コードレスLED内照式標識・サイン・看板です。太陽電池の長所である自己発電能力と弱点であったデザイン性を両立させることで、文化や景観を破壊することなく安全・安心・快適なまちづくりに貢献します。

 

製品特徴

 
1)太陽電池が製品外部に露出しない斬新なデザイン

従来製品では製品外部に別途設置されていた太陽電池を、DSPでは標識・サイン・看板の内部に収納しました。太陽電池の受光面に印刷フィルムが重ね合わされるため、太陽電池の黒色で機械質な外観が周囲の景観を損なう心配はありません。また、ゴミやチリ・雪の堆積による発電効率の低下を防ぎます。

 
2)高い発電能力

DSPは太陽電池を標識全面に内蔵するため、従来製品と比較して5倍程度のパネルを敷設できます。発電能力を高めることができ、より明るくより安定的に発光します。

 
3)災害による停電時にも発光

DSPは内蔵の太陽電池で発電した電力でLEDを発光させるため、災害による停電時にも稼働します。

 
4)コードレス仕様で簡単に設置

太陽電池が内蔵されているため、LEDを点灯させるための外部電源は不要です。既存の建物や屋外施設・路上といった、照明を点灯させるための配線が困難な場所にも簡単に設置いただけます。

 
5)市販の充電式単三蓄電池をバッテリーに採用

既存の太陽電池製品の課題のひとつとして、高額なバッテリー交換費用が挙げられます。デザインソーラーパネルは市販の充電式ニッケル水素単三蓄電池をバッテリーに採用したことで、単三電池を購入・交換する要領で容易かつ安価に維持いただけます。

 

評価項目

ジャパン・レジリエンス・アワード

ジャパン・レジリエンス・アワード2017の受賞に際しては、以下の項目を評価いただきました。

 
1)レジリエンス性

本製品は停電時にも点灯し、夜間の災害時にも防災情報を避難者へ効果的に伝達することで、災害に強い地域づくりを目指しています。また、平時にも点灯することで避難場所や避難ルートを啓もうし、人々の自助の精神を養います。さらに、本製品の開発・改良を通じ、太陽電池を動力源とする防災機器産業の勃興と発展に寄与します。

 
2)公共性

環境面では、太陽電池を使用することで二酸化炭素を排出せず温暖化防止に貢献します。経済面では、本製品の開発および改良を通じ、発電・売電および街灯を除く太陽電池の新用途を防災市場にて開拓し、新産業の創出を目指します。社会面では、機械的なデザインである太陽電池が露出せず、景観と調和した設置を可能とします。

 
3)技術性・先駆性・革新性

太陽電池をサインに内蔵した日本唯一の製品で、複数の知的財産権を取得済みです。太陽電池をサインに内蔵することで、@太陽電池の受光面積を拡大してより明るくより安定的に発光できます。Aオールインワン設計で壁面など設置箇所を選びません。B機械的なデザインの太陽電池が露出せず周囲の景観と調和します。

 
4)持続性・継続性

南海トラフ地震や首都直下型地震、東京オリンピックを控え、災害予防関連予算は継続して増加傾向にあります。その中で、80%以上の市町村で夜間発光型の防災サインが設置されていません。2016年度に内閣府から新しい防災サインのルールが通達され、旧デザインのサイン建替や発光型サインの設置が進められます。

 
5)波及性

本製品を東南アジアなど災害の多い外国・地域へ展開する予定です。また、次世代機も開発中です。例えば、本製品にWi-Fiアクセスポイント機能を搭載すれば、災害時にも稼働する通信環境を避難者に提供できます。また、ビーコンなどのセンサーと組み合わせることで、街中の徘徊老人や迷子の見守り環境も整備できます。

 

ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)とは?

 

一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会では、次世代に向けたレジリエンス社会構築のため、全国から“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等”を実施している企業・団体を評価・表彰する制度として、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」を創設しました。

 

本アワードは、「企業・産業部門」、「地方自治体部門」、「教育機関部門」、「NPO・市民活動部門」の4つの部門で構成されており、一次選考(書類審査)と最終審査(審査委員審査)を経て、グランプリ以下、各賞を決定いたします。

 
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