バス停標識
内部にソーラーパネルを搭載した構造により、独自の発電システムを備えたコードレス仕様の「光るバス停標識」です
外部電源からの電力供給に依存せず、工事不要で夜間にでライトアップする機能をもちます
バス停の名称から時刻表、広告宣伝まで多様な表示内容に対応しており、日没後も高い視認性を維持できます
太陽電池の受光面が外部に露出せず、バス停の景観面に悪影響を及ぼす心配がありません
バス停標識(案内板)の見やすさを向上することにより、夜間帯における停留所の利便性を高めます
明るさを感知するセンサーおよびタイマーにより、自動的に照明のON-OFFをコントロールします
バス停標識の役割と問題点
バスターミナルなど複数のバス路線の発着点とされている停留所では、情報提供システムや通信サービスをはじめ様々な近代設備が整えられており、利用者の満足度も高くなっています。一方、街中を離れた郊外のバス停では、電源が敷かれていなかったり照明が備わっていないケースも多く存在します。この場合、周囲が暗くなると案内板や時刻表の確認に困難が伴います。
利用者が安心してバスに乗車できることはもちろん、より快適にサービスを享受してもらうためには停留所における電源設備を整えて利便性を高め、誰もが気軽にアクセスできるような環境づくりが必要となります。その中でも、「バス停標識」は情報発信の面において中心的な役割を果たします。
昨今、外国人をはじめとした訪日旅行者やビジターが急激に増加している中で、バス停をはじめ「交通インフラ整備」の改善が重視されています。主要都市・観光地だけでなくローカルの地域でも多言語表記が進み、利用者の利便性向上が図られています。標識の場合は、言語が分からない外国人のために各国共通の「ユニバーサルデザイン」をピクトグラムとして用いたり「多言語表記」の原則に基づき、英語や中国語を追記するといった施策が求められています。
近年では、夜間開催のイベントや夜景観賞など「日没後の観光」も活発に行われます。しかし、日没後は周囲が暗くなってしまうため、交通インフラの目印が見えなくなり、現在地を見失い帰り道を探して困惑するといったトラブルが発生しています。こうした問題の解決策としては「発光型の標識」が機能するとされており、政府からの補助金など整備の充実に向けた取り組みが数多く展開されています。
電源不要で光るバス停標識
内部に搭載したソーラーパネルにより、日光を受けて独自発電を行う「電源機能を備えたバス停標識」です
バス停の視認・識別における問題を解消し、ユーザーの利便性向上をサポートします
動力源には再生可能エネルギーを活用しており、環境対策への積極的な取り組みに貢献します
日光を浴びることで発電を行い、独自に生成したエネルギーで夜間照明の消費電力を賄います
従来の電飾標識と異なり、照明を点灯するための「電気工事」や「配線設備」が必要ありません
取付け作業のみで、簡単にバス停のリニューアルを施すことが可能です
夜間の視認機能を改善し、ユーザーの利便性を向上

容易にバス停の視認性改善が可能!
郊外や山林道といった電力の融通が困難な環境でもお使いいただけます
新規に工事を施すことなく、バス停標識をライトアップできます
景観への配慮と省スペース化を実現

標識とソーラーパネルを一体化!
太陽電池の露出を抑えた特殊な外観構造となっています
バス停を含む周囲の景観に配慮した導入が可能です
サインスタンドとの組み合わせ

利用者に対して複合的な情報を提供!
バス停のサインスタンドにデザインソーラーパネルを組み込むことも可能です
電子機器への電力供給を行ったり、多様な情報の一体的な発信ができます
多面表示型のスタンド

多様な形状の筐体に対応!
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筐体の形状により、デザイン性の高いストリートファニチャーとしてバス停を設計できます
設置場所に溶け込みやすい柔軟な外観を形成します
デザインソーラーパネル バス停標識の特徴
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デザインソーラーパネルの設置により、電力の確保が困難なバス停でも標識や時刻表の「点灯表示」が可能となります
夜間帯の照明は視認性向上のメリットだけでなく犯罪行為の抑止にも繋がるため、地域の安心・安全にも寄与できます
バス停の機能性を高め、同時に利用者や近隣住民に寄り添った公共性の高いインフラ整備を実現します
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サインシステムや独立スタンドへの組込みにより、バス停の複合的な情報発信(時刻表・広告など)が可能となります
黒く機械的な外観の太陽電池を外部に出さない特殊な構造となっており、周囲の景観を阻害しない自然な設置を実現します
筐体サイズや表示内容などは、お客様のご要望に応じたご提案を行っています

外部電源が不要であるため、導入の際に「電気工事」や「配線設備」を全て省略することができます
バッテリーには「市販のニッケル水素単三蓄電池」を採用しており、簡単にメンテナンスを行っていただけます
バッテリーの交換頻度は5〜6年に1度のみであり、日々の電気料金も0円に抑えられます
設置事例

東京都港区コミュニティバス ちぃばす様
株式会社フジエクスプレス様が運営する港区コミュニティバス「ちぃばす」のバス停標識にご導入いただきました。ちぃばすは、地元住民やビジターの重要な交通インフラとして機能しており、運用面では環境対策にも力を入れられています。クリーンエネルギーの活用且つ工事が不要という標識のメリットを生かして歩道上のバス停に設置し、夜間でも視認が行い易いように改善しています。
新しい用途でのバス停標識活用
デザインソーラーパネルの電力をセンサーや通信機器などの動力源とすることで、従来まで実現できなかった「新しい用途でのバス停活用」が可能となります。屋外における通信・IoTシステムといったITサービスの構築に貢献します。

バス停標識に「カウント機能付きカメラ」を搭載することで、停留所を利用するユーザーの情報を収集できます
カメラおよび通信機器に必要な電力を太陽光発電にて賄い、電気工事を施さず導入を容易にしています
入手したユーザー情報は、バスの効率的な運行や周辺商業施設と連携した新規サービスの提供など様々な場面で活躍します

バス停標識に「電子ペーパー」を搭載することで、遠隔操作にて時刻表の変更が可能となります
紙媒体を使用しないため、表示物の張り替えに掛かるコストの削減に繋がります
タイムリーな運行情報や広告などの表示により、停留所の付加価値を向上するサービスの展開にもご活用いただけます
推奨使用条件


点灯時間 |
3〜15時間/日(任意設定) |
無日照対応日数 |
〜5日間(満充電・12時間発光/日) |
推奨受光時間 |
晴れ日に2〜3時間以上 |
設置の方角 |
東西南 ※北面設置の場合は別途ご相談ください |
※できるだけ建物や木などの影に入らない(日照時間が長い)場所をお選びください
※使用条件を満たすことができない場合、AC 電源仕様のオプションも承っております
※北向きで推奨受光時間を満たすことができない場合、ソーラーパネルを別途設置するセパレート仕様も承っております
「晴れの日に2〜3時間以上直射日光が当たる場所」へご設置ください。5日間無日照(雨や雪など)が続いたとしても、2〜3日程度晴天の日があればバッテリー満充電の状態まで回復することが可能です。
※設置環境や天候にて異なる場合がありますので、ご注意ください
※発電シミュレーションの詳細はこちらをご参照ください
標識の用途例
標識 - ラインナップ
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